謎が解けた！ 発表できない交通事故発生件数

以前、『事故多発地点とネズミ捕り』というタイトルで『里山樹楽』周辺で多発している交通事故を取り上げた(10月12日）ことがあるが、そのとき以来抱いていた謎がやっと解けた。

 

町内を通る幹線市道で多発している交通事故を町会として減らす手立てはないかといことで、過去に起きた大きな交通事故の履歴（発生件数）を警察署で調べようとしたが、その窓口での回答は以下のようなそっけないものであった。

　・プライバシーの問題があるので過去のものは残していない。

　・市域全体の事故件数は分かるが、路線別や地域別の発生件数は不明。

　・地域別の事故件数は駐在所で分かるので、そちらで聞いてほしい。

その後、所轄の駐在さんにお会いする機会があったので尋ねたところ、その返答は「自分がかかわった事故以外は記録にない」。

 

ということでこれまで事故の履歴を教えてもらえない理由が分からないままであったが、つい最近のテレビニュースや新聞でやっと謎が解けた。

それによれば、千葉県内の死亡事故件数が県警により実際より少なく発表され、その理由は事故削減目標達成の重圧だという。

各地の警察署がそれに加担し、そのことがバレないように路線別や地域別の数値を公表しなかったのかもしれない。

県警では調査の上公表するという。事故を減らすためにも早く路線別の事故の履歴を公表していただきたい。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　陽が沈みかけた今日の里山樹楽