おとなの遊び場 里山樹楽

『里山樹楽』の自然とそこに集う仲間たちの活動を紹介

噂の!東京マガジン

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上の写真は千葉県の中央を流れる養老川とその周辺の風景です。

ところで今日、TBSテレビの『噂の!東京マガジン』という番組を見ました。
なぜかと言いますと、その中の『噂の現場』で今月7日に取材を受けた私が画面に登場することになっていたからです。
番組のテーマは『拡大する放置竹林、その影響とは?!』です。

上の写真で川の手前は真竹の竹林となっています。
でも、もともとは10数人がそれぞれ所有する水田でした。
それが昭和45年の養老川の氾濫により土砂で埋まってしまい、その後のたび重なる氾濫によりほとんどの人が耕作放棄をせざるを得なくなりました。
そしてその水田は隣接する竹林から浸食してきた竹や柳などの木に覆われ、一帯がたちまち荒れ放題の竹林と化していったのです。

そんな荒地ですから所有者は誰一人ここに足を踏み入れことはなく、ましてや手入れをしようとする人などいません。
当日の「手入れをしようとする気持ちは?」という取材者の質問に、「全然思わない」とそっけない返事をしてしまいすっかり悪役になった感がありますが、それが高齢化した所有者みんなの本音でしょうし厳しい現実です。

取材の中で、養老川のたび重なる氾濫が水田の耕作放棄と荒廃をもたらしたことを重ねて話したが、そのいきさつが削られまったく報じられなかったのが残念!
最後の森本さん達のフォローが救いではあったが。

(追)
取材当日、自分も会員である『いちはら里山クラブ』の代表さんに同行し取材を受け、里山クラブの活動の場になっている竹林と里山樹楽の竹林2か所を案内した。
ともに会員によりきれいに管理されている。そのことは残念ながら割愛されてしまった。
一方で、取材にあった場所のように自然の破壊力で手に負えなくなり山林化した農地があちこちにあることも事実!
それらが土地所有者の怠慢で放置されているわけではないことを理解いただきたい!